只野四郎アメリカ再訪の旅

只野四郎氏
はじめに


国際農業者交流協会主催の米国農業研修経験者が、

数十年前に研修した懐かしい地を

訪ねる「アメリカ再訪の旅」が2月16日から9日間の

日程で行われた。

この企画には48人が参加した。そのうちの一人、

昭和44年3月から翌年3月まで、

カリフォルニア州で稲作を研修した、只野四郎さん

(直助の4男ー古川生き活きまちづくり

21委員会会長、古川市リサイクルデザイン工房友の会会長)

に旅の様子などを寄稿してもらった。

「大崎タイムスより」





左が只野農場会長
只野三郎
(四郎の兄)
当時を振り返ると


昭和43年当時、私たちの農場(只野農場水田43㌶)は、

農場周辺に弱電関係の工場が進出しており、

労賃の高騰と人員の不足が問題となっていた。

それで、今後どのように進むべきかのヒントを得ようと、

昭和44年3月から1年間の農業研修に参加した。

帰国した昭和45年から減反が始まり、また借入金の関係で

農業を離れざるを得なくなり転職し、

60歳の定年まで仕事を続けた。

現在は直接農業をやっていないが、

経営に参画しているので、

減反や政府保障がどのようになっているのか

興味があり、「再訪の旅に」参加した。

34年前と稲作がどの様に変わったか、

また自分が1年間研修した農場がどの様になっているかも

気になったからです。

今回は現在、農場経営をしている

兄、三郎(只野農場会長)も一緒に参加した。