2月16日出発 2月26日午後2時半の成田空港集合なので、 朝早く古川を出発。 集合場所に着いたら、私たちと同年代の人たちが多く参加しており、 奥さんと同行の人たちもおり、 妻が生きていたら(3年前死去)一緒に参加できたのに、 と考えてしまった。 空港内のVIPルームでオリエンテーションがあった後、 日付変更線を通過し一路サンフランシスコへ。 |
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同日午前10時、雨のサンフランシスコに到着し、市内観光。 市役所前を通ったら多くの人たちが並んでいた。 何事かと思ったら、サンフランシスコ市が 同性愛者の結婚を認めたので、 結婚証明書をもらうために並んでいるとの事。 ブッシュ大統領は反対していると言うニュースがあった。 (サクラメント泊) |
2月17日 曇り時々雨(カリフォルニア州は1月~3月が雨季)。 「タマキ・ファーム」(稲作)訪問。経営者の田牧一郎氏は1989年に渡米し、 現在、精米業をやり、年間5000t~6000tを販売している。 水田は20ha耕作し、3月~10月は米作りに専念。 その他の期間はコンサルタント(米の管理、 市場が何を要求しているかなど。 新製品紹介)をやっている。10a当り、白米で60キロ生産するという。 減反政策はあるのかと質問したところ、現在はないが、 連邦政府の所得保障は10a当り 60㌦と(生産実績などさまざまな要素で金額が決まる)。 また、水田には水利権があり、水不足のときはその売買が行われ、 自分で水田を作らない農場もあると言う。 92年~94年は50%の供給制限があった。現在は制限がない。 自分の経営は自分でやっていることを痛感した。 いよいよ私が1年間研修した「テル・ファーム」の訪問。 コルサの市街地を過ぎ、 サクラメント川の橋を渡ると、何回も通った道です。 昔のことを思い出してきた。 1969年7月、人類の月への第1歩を見せてもらったボス(農場主) の家が見えてきた。もうすぐ農場。 水田の中のキャンプ(本部)やカントリーエレベーターも見えてきた。 つづく |
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(社)国際農業者交流会 昭和27年に設立された国際農友会と同41年に設立された 農業研修生派米協会が農業研修生海外派遣事業などの充実強化 を図るため解散統合し、同63年に設立された。 |